複雑な経費精算ワークフローをユーザー企業自身でセットアップ

株式会社リンクレア

複雑な経費精算ワークフローをユーザー企業自身でセットアップ

自社独自の経費精算ルールや税務関連の法改正への対応などを外部のエンジニアに依頼せずに社内の担当者で行いたい。そんな要望を実現した企業の事例を紹介する。

  • システムリプレース
  • 情報サービス業
  • 財務部門・会計部門・経理部門
複雑な経費精算ワークフローをユーザー企業自身でセットアップ

リンクレアはリモートワークが普及する中、紙に出力して行う従来の経費精算の方法が課題となっていた。そこで、自社独自の複雑なワークフローや出張手当計算に対応し、ノーコードでのカスタマイズも可能なクラウド型経費精算システムを導入した。その結果、経費精算のための出社の削減や、人手を要する作業工数の大幅削減などの効果が得られた。

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事例概要

 リンクレアは1970年設立の独立系IT企業。同社は長年オンプレミスのシステムで経費精算を行っていたが、2020年のコロナ禍でテレワークが増加し、社員が出社してPCで伝票データを入力し紙の伝票に領収書を貼って提出するという既存システムの運用が課題となった。

 そこで同社は、新たな経費精算システムの導入を検討。同社独自の承認ワークフローや出張手当計算などの変更対応を外部のエンジニアに依頼することなく社内の担当者だけで対応できることを決め手に導入製品を決定した。

 導入にあたっては経理担当や情報システム担当を中心にトレーニングを受け、社内の担当者だけで約3カ月でセルフセットアップを完了することができた。複雑なワークフローもノーコードで容易に設定できたという。

 システム刷新後は、申請者、承認者、経理担当者の出社が不要になり、人手を要する工数が約6割程度に削減できた。ペーパーレス化により経理部門の保管スペースも削減され、税務調査時の書類を探す手間も大幅に省力化された。また、セルフセットアップの自由度の高さにより、経理業務のDX化が進み、税務に関する法改正が行われた際に対応する時間とコストも削減された。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 システムリプレース
業種 情報サービス業
部署 財務部門・会計部門・経理部門
地域 国内
導入年 2021年

提供企業・製品

導入製品名:クラウド型経費精算システム Spendia

提供企業:TIS株式会社

URL:https://www.tis.jp/service_solution/spendia/