横河レンタ・リース
円滑かつ安全なハイブリッド／マルチクラウド環境を実現
基幹システムの刷新に伴い、オンプレミスとクラウド、クラウド同士の円滑かつ安全なデータ連携環境構築を目指した横河レンタ・リース。同社が選んだ新たな基盤とは？
IT機器や計測器のレンタルを中心とする横河レンタ・リースでは、基幹システムの刷新に併せて、システムのクラウド化とグループウェアの切り替えを検討。オンプレミスとクラウド、クラウド同士を円滑かつ安全にデータ連携できる環境に向け、データ連携ソリューションを導入し、同社が目指していたライフサイクルのシンプル化を実現した。
課題
事業戦略に沿ったスピード感のあるIT活用と、基幹システムの刷新を課題としていた同社は、クラウドの積極的な活用を検討。しかし、既存の基幹システムはオンプレミス環境にあり、なおかつシステム間連携は運用や方針がバラバラで、データ連携基盤となりうるはずのEAIツールもパフォーマンス不足で不安定と、課題が多い状況だった。オンプレミスとクラウド、クラウド同士の円滑かつ安全なデータ連携の仕組みが必要だった。
解決方法
新たなデータ連携基盤を模索する中で、トリガー数や変換機能数など持つべき機能が十分に備わり、安定利用が可能なパフォーマンスを持つ、あるデータ連携ツールに注目し、導入を決めた。また、これまで使用していたグループウェアもクラウドサービスに切り替えることになり、オンプレミスの基幹システムから随時クラウドへデータ連携を行う必要があったが、関連するデータ連携ソリューションを導入することで対応した。
効果
同社は、設計から保守に至るライフサイクルのシンプル化にこだわりがあった。新しい基幹システムとクラウドのリアルタイム連携では、取得したいSSQLと返却するJSONの形が決まっていれば、プロトタイプ制作に1時間、きちんとテスト工程を踏んでも3時間で環境の用意が可能だ。
また、ノンプログラミングが徹底しており、アイコンを並べていくだけで通常のプログラムを書くように多様な処理が実行できる点も評価しているという。
事例概要
| 企業規模 | 中堅中小企業向け（101～1000名） |
|---|---|
| 課題 | クラウドへのシステム移行 |
| 業種 | サービス業 |
| 部署 | 情報システム部門（運用系） |
| 地域 | 国内 |
| 導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名：システム間データ連携ソリューション 「DataSpider Servista」
提供企業：株式会社セゾン情報システムズ
掲載日：2018/11/05
更新日：2019/01/29
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