株式会社J建築検査センター
基幹システム刷新のデータ移行の手間とコストを抑えた方法とは?
基幹システム刷新の際に、どうしても発生するのがデータ移行作業だ。そうした移行にかかる手間やコストが想定以上に膨らんでしまう場合、どのような対策が可能だろうか。
J建築検査センターでは、パッケージソフトの新基幹システムを導入することが決定していたが、旧システムからのデータ移行の際に多くの追加コストがかかることが判明。また、それに合わせて従来Excelで個別管理していた案件の進捗状況を可視化できる仕組みも必要だった。こうした課題を同社はどのように解決していったのだろうか。
事例概要
建築物の遵法制調査・耐震診断、増築・改修サービスを提供するJ建築検査センター。同社では、独自開発した基幹システム「確認検査業務のWeb申請システム」の刷新に伴い、パッケージソフトで構築した新システムへ移行することになった。当初は、新システムへの移行後に旧システムを停止させる方針だったが、データ移行に多額のコストがかかることが判明。そのため旧システムで管理している案件が終了するまで、新旧システムを並行稼働させることにし、データ移行作業によって発生するコストの削減を図った。
また、従来では審査担当者がExcelを使って個別に案件の進捗状況を記録していたため、旧システムで管理している案件の把握が難しいという課題もあった。
そこで同社では、新旧システム両方を残しつつ、両システムで稼働している進捗状況を統合的に可視化できる仕組みを検討。データ連携ツールを用いてSharePointと連携させる仕組みを構築した。これにより、新旧システムを並行稼働させながらSharePointで案件を可視化するとともに、データ移行作業を不要にした。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | コスト削減 |
業種 | その他業種 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Magic xpi Integration Platform
提供企業:マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
URL:https://www.magicsoftware.com/ja/integration-platform/xpi/
掲載日:2024/07/06
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