株式会社ミルボン
柔軟性に優れたデータ連携基盤を構築し、生産性向上を実現
取り扱うデータの量が増えるほど、データの処理に要する時間は長くなる。処理速度の大幅な改善と柔軟なシステム環境の構築を両立するにはどのような方法が可能だろうか。
ミルボンは、既存のデータ連携システムの処理に非常に時間がかかることや、システムの常時監視が実行できず障害対応の際などに迅速な対応ができないことに課題を感じていた。そうした課題を払拭し、製品の効率的な生産に取り組むため、同社は新たなEAI(データ連携)システムの導入を決断した。同社の課題解決プロセスを紹介しよう。
事例概要
美容サロン用ヘア化粧品専門企業のミルボンは、既存のデータ連携システムでは連携処理にかかる時間が逼迫していること、システムの監視を行えないことを課題だと感じていた。障害発生時は現場から「データが届かない」とクレームが届くことも多く、対応が常に後手に回る状況が続いていたという。さらに取り扱うデータ量が増えたことも、連携処理にかかる時間が長大なものとなる原因だった。
そこで同社は、工場移設に合わせて新システムの導入を検討。新システムに対しては、常にシステムの稼働状況を監視できる、パフォーマンス性に優れている、高負荷に耐えられる、などの要件を満たすことが求められた。
またその他にも、EAIによるデータ連携の仕組みを残して連携処理にかかる時間を短縮させながら、物流管理システム・生産管理システム・秤量管理システム・ERPといった各システムのメンテナンス性にも気を配る必要があった。そうした課題の解決のため、同社では新たなEAI(データ連携)システムを導入。これにより理想的なシステムを構築でき、製品の効率的な生産体制を実現できたという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 製造業 |
部署 | 経営部門・企画部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Magic xpi Integration Platform
提供企業:マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
URL:https://www.magicsoftware.com/ja/integration-platform/xpi/
掲載日:2024/07/06
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