広瀬化学薬品株式会社
週100時間かかっていたEDIデータのフォーマット変換作業を自動化
情報系アプリケーションと基幹システムが連携していない場合、手作業でのデータ入力が発生する。システム間の連携をノーコードで内製開発する方法とは。
広瀬化学薬品では、HCL Notes/Dominoで開発したアプリとIBM iの基幹システムをアドインツールで連携していたが、サポート終了に伴い代替の仕組みが必要になった。また、各取引先から送られてくる異なるフォーマットのEDIデータを、手作業で長時間かけて変換する必要があった。当初はRPAによる自動化を検討した同社だったが……
事例概要
広瀬化学薬品では受注業務を行う際、さまざまな形式のフォーマットで送られてくるEDIデータを、自社システムのフォーマットに合わせて手作業で変換していた。そのため、変換作業には1週間あたり100時間かかっており、長時間の残業も慢性化していた。そうした変換作業を自動化するためにRPAツールの導入を検討したが、データフォーマット変換には向いていなかった。
また、IBM iの基幹システムとHCL Notes/Dominoのアプリをアドインツールで連携させていたが、サポート終了したため代替ソリューションを探す必要があった。
そこで同社は、ノーコードのデータ連携ツールを採用し、EDIデータの変換作業と、変換したデータを販売管理システムに取り込む作業の自動化を目指した。
自動化にあたっては、ノーコードで利用可能という特徴を生かすことで、プログラミング経験がない担当者が3カ月で内製開発に成功。これにより作業が効率化され、大幅な工数削減を実現できた。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務自動化 |
業種 | 流通業・商社 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Magic xpi Integration Platform
提供企業:マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
掲載日:2024/07/06
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