ITの請負や派遣の契約を見積もりから精算まで一貫して処理可能に

株式会社IDホールディングス

ITの請負や派遣の契約を見積もりから精算まで一貫して処理可能に

IDグループでは、ITサービスの請負や派遣の契約締結業務が急増していた。グループ全体でデータを統合管理できる本製品で、見積もりから精算まで一貫して処理可能になった。

  • 業務効率化
  • 情報サービス業
  • その他管理部門
ITの請負や派遣の契約を見積もりから精算まで一貫して処理可能に

ITサービスを提供するIDグループでは、協業相手の増大により、購買・調達部門では請負や派遣の契約締結業務などが急増し、手作業では追い付かなくなっていた。グループ全体で購買データを統合管理できる購買システムを導入したことで、見積もりから契約、精算まで一貫して処理可能になった。作業負担を軽減し、残業ゼロとコスト削減が実現した。

事例資料をダウンロード

課題

 独立系ITサービス企業であるIDホールディングスとそのグループ会社(IDグループ)は、多くのビジネスパートナー会社(BP)と協業しており、購買・調達部門は各社との間で、請負や派遣などさまざまな契約の締結が必要になる。個別契約書や派遣管理台帳の作成などは8人のスタッフが紙ベースで行っていた。が、事業の拡大に伴いBPの技術者数が増大。発注などの購買業務が急増し、手作業では処理が追い付かなくなってきた。

解決方法

 グループ全体で購買データを統合管理できるよう、IT企業向け購買管理システムを導入した。同システムは、請負契約だけでなく派遣契約にも標準で対応でき、オプションやアドオン開発が不要になるほか、見積もりから契約、精算までの一連の流れを一貫して処理できることや、下請法や派遣法などの法対応ができる点が評価されて採用された。可能な限りカスタマイズを加えず、業務のやり方を新システムに合わせる形で導入している。

効果

 購買先の会社情報の把握や購買統合管理が可能となり、業務が効率化。作業負担を軽減し、残業ゼロとコスト削減が実現した。時間や人員を新規BPの開拓に割けるようになった。また、書類のやりとりが無くなったため郵送費が不要となり、やりとりミスも無くなった。当初は新システムをオンプレミスで運用していたが、その後クラウド環境に移行。管理面の負荷が減るとともに、大規模災害などの際にも止まらないシステムを構築できた。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 情報サービス業
部署 その他管理部門
地域 国内
導入年 2015年

提供企業・製品

導入製品名:IT企業向け購買管理システム「BP-LINKS」

提供企業:TDCソフト株式会社

URL:https://www.tdc.co.jp/product/bp-links/