障害・セキュリティ対策の一環として帳票エンジンを選定

天野実業

障害・セキュリティ対策の一環として帳票エンジンを選定

天野実業は、請求書発行システムのBCP対策強化の一環として、Web対応の「Create!Form」を採用、グループ各社にもスケールアウトできる環境を構築した。

  • クラウドへのシステム移行
  • その他業種
  • 情報システム部門(運用系)
障害・セキュリティ対策の一環として帳票エンジンを選定

天野実業では、本社内に設置していた請求書発行システムを刷新。BCP対策などの障害対策やセキュリティ対策を強化すること、また、将来的にグループ各社で共同利用できるシステムにスムーズにスケールアウトできることを要件に、Web対応の帳票エンジンに「Create!Form」を導入。レスポンスの低下を抑えた大量処理に対応できるようになった。

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課題

 固形のみそ汁やスープなどフリーズドライ食品やレトルト食品などの製造・販売を行う天野実業は、「アマノフーズ公式オンラインショップ」を運営している。その請求書発行システムでは、BCP対策を含めた障害対策やセキュリティ対策にも力を入れていたが、サーバを広島県福山市の本社内に設置していたため、対策にかけられるコストや技術には限界があった。また、少ない手間とコストで、安全・効率的に運用することも課題だった。

解決方法

 システムの刷新を機に、同社を中核とするアサヒグループで管理・共有しているプライベートクラウドでシステムを構築・運用することで、耐障害性やセキュリティを強化することを目標にした。その第一の要件がWeb対応の帳票システムであること。また、将来的にグループ各社が共同利用でき、大規模で大量処理を行えるシステムにスムーズにスケールアウトできることなどを要件に、いくつかのシステムを比較・検討した。

効果

 選定要件を満たしていることに加え、サポート体制などを評価して、帳票エンジンに「Create!Form」を採用した。サーバ関連携出力モジュールを組み込むことで、分散処理環境を容易に構築でき、帳票の定義ファイルなどを一元管理しながら、複数のアプリケーションで共有できるため、導入・管理コストも削減できた。Web化によるレスポンスの低下も抑えられ、低速回線でも大量のデータを高速に時間内に処理できた。

事例概要

企業規模 中堅中小企業向け(101~1000名)
課題 クラウドへのシステム移行
業種 その他業種
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 2013年

提供企業・製品

導入製品名:Create!Form

提供企業:インフォテック株式会社

URL:https://www.createform.jp/