帳簿のシステム化で世界200余拠点の業務効率化を一斉実現

JTBグループ

帳簿のシステム化で世界200余拠点の業務効率化を一斉実現

JTBグループは、膨大な書類の作成や配信を効率化させるためにクラウド帳票サービスを導入。作成時のミス減少やペーパーレス促進、コスト減などの効果が得られた。

  • 業務効率化
  • サービス業
  • 情報システム部門(開発系)
帳簿のシステム化で世界200余拠点の業務効率化を一斉実現

JTBグループでは事業の特性上、日々顧客や関係機関との間で膨大な数の帳票をやりとりしている。同社は、帳票の作成から配信、管理の効率化を図るべく、世界200以上の拠点でクラウド帳票サービスを導入。書類作成時のミスが減ったほか、ペーパーレス化やコスト削減にも成功した。操作ログの自動保存機能により、各顧客への手配状況も容易だ。

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課題

 国内最大級の旅行事業会社であるJTBグループは、その事業の特性上、多種多様で膨大な数の帳票類を取り扱う。旅行事業をするうえでは、ツアー申込者だけでなく、宿泊施設やレジャー施設、交通機関など、さまざまな関係者と書類や帳票類のやりとりが発生する。これら全ての書類・帳票類の作成から送付までミスなく取り扱うことは、顧客に最高の旅行を楽しんでいただくうえでも非常に重要なことであった。

解決方法

 課題をうけて、国内外200以上の拠点でクラウド帳票サービスを利用することにした。この施策により、種類にして50種、月次10~20万ページもの帳票作成と配信の自動化が実現した。

 また同社は、拡張性やセキュリティなどを考慮して、独立したプライベート環境で利用できるライセンスを選択。利用量が増えても、業務スピードを落とすことなく、よりフレキシブルな活用ができる点を評価した。

効果

 帳票作成や配信の自動化により、書類作成時のミスは大幅に減少。また、各所との帳票のやりとりはメール送信やFAX送信で行うようになったため、ペーパレス化やコスト削減にも成功した。

 また、このクラウド帳票サービスとSalesforceとの連携メリットとしては、操作ログが自動保存される点があげられる。誰がいつ作成し、誰が承認したかなど、データを探すことなく、1つの画面で各顧客への手配状況を確認することができる。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 業務効率化
業種 サービス業
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 2014年

提供企業・製品

導入製品名:クラウド帳票サービス「OPROARTS」

提供企業:株式会社オプロ

URL:https://www.opro.net/products/service.html