株式会社ローソン
帳票電子化により、大幅なコスト削減と業務効率化を実現
DXやテレワークの実施にあたっては、受発注業務や在庫・売上管理が紙ベースでは推進が難しくなってしまう。非効率な運用から脱却するために必要には何が必要だろうか。
ローソンでは、在庫・売り上げに関する帳票を紙で管理しており、その保管や出力、配送で発生するコストが莫大な額として積み重なっていた。さらに、それらの帳票を保管するための、店舗のバックヤードのスペースも圧迫されていた。同社はどのようにしてそうした課題を解決し、帳票基盤電子化に踏み切ることができたのだろうか。
事例概要
ローソンでは、在庫・売り上げ関連の帳票を紙ベースで管理しており、店舗と管理センター間の連絡と伝票のやりとりも全て紙による運用であった。そのため、出力や配送に膨大なコストがかかっていた。さらに、その紙帳票を保存する必要があり、店舗のバックヤードのスペースを圧迫。保存していた紙書類を整理する手間も大きかったという。
そこで同社は、ペーパーレス化と省スペース化を実現すべく、直感的な操作で利用できる電子帳票システムを導入。これによって年間約3,000万枚分の紙の削減に成功し、出力・配送にかかっていたコストを節約することができた。また帳票電子化によって、紙帳票の保管費用や保管期限を過ぎた書類の破棄作業も不要になった。
さらに、電子化によって書類の検索性が大きく向上、必要な情報をすぐに探し出せるようになり業務効率化も実現した。また、ユーザー側の操作ログを取得するで、利用されていない帳票を簡単に把握できるため無駄の削減にもつながったという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 小売業・卸売業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2005年 |
提供企業・製品
導入製品名:FiBridgeⅡ
提供企業:JFEシステムズ株式会社
URL:https://www.jfe-systems.com/products/fibridge/fibridge.html
掲載日:2022/03/06
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