株式会社ちん里う本店
明治4年創業の老舗が挑戦した海外展開に貢献するOracle NetSuite
海外展開を新たに行う際、海外の商習慣や税制の違いに国内ERP製品では対応できないケースが多くあるが、Oracle NetSuiteはグローバルビジネスもサポート可能だ。
ちん里う本店では、海外展開を視野にEコマース事業を本格化。しかし、既存システムでは多国間のやりとりに不都合が生じており、カスタマイズもできなかったため、手作業で通貨換算を行うなど非効率な業務が発生していた。また、人手による在庫管理だったため、過剰在庫も生じてしまっていた。こうした課題を解決したプロセスを紹介する。
事例概要
梅・紫蘇・桜の花などを使った伝統的な食品を製造してきた「ちん里う本店(ちんりうほんてん)」は、小田原城の最後の料理人頭が明治4年に創業した歴史ある食品会社。5代目店主は海外展開を視野に入れ、梅を使用した新商品を開発し、オンラインストアを立ち上げた。
しかし、これまで国内の消費者を中心に販売してきた同社は、ビジネスモデルの変革・新たな販売チャネルの展開によって、多国間のやりとりに課題を感じたという。具体的には、既存のシステムはリソースの管理機能やカスタマイズできる柔軟性に欠けており、手作業による通貨換算を余儀なくされていた。加えて、在庫管理も手作業で行っていたため、余剰在庫が発生してしまう状態だった。
そこで同社は国内外両方に対応できるクラウドERPシステムの導入に踏み切り、業務プロセスを標準化するとともに、さまざまな国の顧客に合わせた食品成分表に対応できるなどグローバルな要件への対応も容易となった。これにより、配送スピードの迅速化と在庫の最適化を実現できたという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | グローバル展開 |
業種 | 小売業・卸売業 |
部署 | 営業部門・販売部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Oracle NetSuite
提供企業:日本オラクル株式会社
掲載日:2023/07/01
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