製品資料

SAPジャパン株式会社

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基幹システムのクラウド移行を容易に実現、進化するERPの2つの選択肢とは?

従来のERPにおけるアップグレードや移行の課題を解決し、基幹システムのクラウド化を実現するものとして注目されるクラウド型ERP。“完全SaaS型”と“シングルテナント型”という2つの提供形態を比較し、自社に最適な導入方法を探る。

要約

 従来のERPにおける最大の課題は、運用負荷の高さが原因でアップグレードが滞り、硬直化を招いてしまうことにあった。また、スキルを持つ一部のエンジニアに運用が属人化したり、更新時のリスクやコストが増大したりといった点も、懸念となりやすかった。こうした課題を解決し、導入や展開の迅速化とシンプル化を実現するのが、クラウド型のERPだ。

 このクラウドERPには、主に2種類の選択肢がある。1つ目は、専用Webサイトにログインしていつでも最新の環境が利用できる“完全SaaS型”のアプリケーション。2つ目が、ユーザーごとの専用環境を用意して、より高い柔軟性を確保した“シングルテナント型”のサービスだ。いずれも月額料金制だが、インフラやシステムの管理をベンダーに任せられる点が、シングルテナント型の大きな魅力になっている。

 また、これらを稼働するインフラは、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなど幅広い選択肢から選べることも、移行を容易にしているポイントの1つだ。本コンテンツではこのように、2つの形態で提供される次世代クラウドERPの特長について、導入企業の声を交えて詳しく解説する。

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