事例
株式会社リクルートジョブズ
約480時間/年のコスト削減、TOHOシネマズはシフト作成&管理をどう改善した?
250人のスタッフを抱えるTOHOシネマズ新宿店では、シフト作成/管理の改善が課題となっていた。月間85時間を費やしていたコストの削減と、セキュリティ面の強化を両立するため、同社が取った方策とは?
要約
映画館経営などを手掛けるTOHOシネマズでは、従来アルバイトスタッフのシフト管理に当たって、提出から周知まで全てをアナログで行っていた。だが特に250人のスタッフを抱える新宿店では、シフト作成に最大で月間85時間を費やしており、社員の大きな負担となっていた。
またシフトを確認するには事務所に出向く必要があったことから、アルバイト仲間が親切心で、個人情報が掲載されたシフト表をSNSにアップしてしまうケースがあり、セキュリティの懸念も増大していた。それらの課題を解決するため、同社が導入したのがシフト管理ツールだ。
その結果、シフト作成時間は月間44時間とほぼ半減し、年間にして約480時間の間接業務コストを削減。作成したシフト表はいつでもスタッフが確認できるようになり、セキュリティ面も改善された。さらにプラスアルファとして、コミュニケーションやサービス面でも思わぬ相乗効果が生まれたという。同社の事例を紹介した本コンテンツで、その効果を詳しく確認していこう。