事例
株式会社リクルートジョブズ
リアルタイム共有や複数店舗管理が課題、コンビニのシフト管理を変えたのは?
リアルタイムでのシフト共有、複数店舗間での人員配置など、アルバイトスタッフのシフト管理が多くの企業で課題となっている。シフト管理ツールを導入して効果を上げている企業の事例から、ツール活用のポイントを探る。
要約
愛知県でコンビニ2店舗を運営するWingでは、シフト表を表計算ソフトで作成した後PDF化し、メールやアプリでアルバイトスタッフに送信していた。しかし、受信者が内容を確認しているか分からない、あるいはスマートフォンを持っていないスタッフがいるなどの問題から、結局は店舗に貼ったシフト表で確認してもらう体制となっていた。
そうした状況においては、更新されたシフト表をリアルタイムで共有することはできず、急な欠員への対応も難しかった。そんな中、2店舗目の出店に伴って運用負荷がさらに増えたのを機に導入したのが「シフト管理ツール」だ。全スタッフを対象にオンライン上でいつでもシフトを確認できる体制を整えたことで、運用管理の労力を大幅に削減。また過剰配置の解消にもつながり、無駄な人件費の削減にも成功した。
さらに、2店舗をまたぐ人員配置や、就業時間の制限がある外国籍スタッフの複雑な労務管理も、シフト管理ツールの標準機能を利用することでスムーズに行えているという。「コンビニに最適なサービス」と社長自らが語る同社の事例から、シフト管理ツールの実力を探っていこう。