スマホからスキマ時間で経費精算 働き方改革企業の“働き方改革”

ワーク・ライフバランス

スマホからスキマ時間で経費精算 働き方改革企業の“働き方改革”

“働き方改革”の推奨を得意とする企業、ワーク・ライフバランス。各社員にとって本業ではない「経費精算業務」に関する、環境と時間の改革に成功した、その手法とは。

  • 業務効率化
  • サービス業
  • 総務部門・人事部門・教育部門
スマホからスキマ時間で経費精算 働き方改革企業の“働き方改革”

働き方のコンサルティングを事業の柱とするワーク・ライフバランス。社員の多くが、月5日程度しかない在社時間を費やして行っていた経費精算業務に対して、自社の“働き方改革”を実施した。クラウド型サービスを導入し、スマートフォンからの経費精算を可能にしたことで、各社員も承認者も会計事務所も、業務負担が大きく軽減された。

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課題

 コンサルティング業を主とする同社では、社員の国内出張やカフェでの作業などが頻繁で、オフィスに出社できるのは月のうち5日程度ということもざらだった。交通費などの経費精算数が非常に多いにもかかわらず、経費精算を行うには社内PCを用いたシステムが必要で、貴重な出社時間を会議などではなく、経費精算に費やさなくてはならなかった。各社員にとって本業ではない、経費精算業務の“働き方改革”をする必要があった。

解決方法

 各社員がオフィスに出社できる日が限られていることから、クラウド型サービスの導入を決めた。このシステムであれば、申請者のみならず、経費の承認者や、経理を委託している会計事務所の会計士も、都合のいいタイミングでシステムログインし、登録や承認、確認を行うことができる。また、利用料金が従量課金であり、社員数の増加や、産休などの休職に対してアカウントの増減処理をいちいちしなくていい点もメリットと感じた。

効果

 社員はスマホアプリから経費を入力でき、わざわざ社内PCで経費精算する必要がなくなった。ICカードリーダーによるICカード乗車履歴の読み取り、明細の自動取得、レシートの自動読み取りなどを活用し、手入力の工数も格段に減っている。経費承認者も、スキマ時間を有効活用して承認作業が進められるようになった。

 新サービス導入に伴い、締め日を月2回に増やすことができたため、委託先の会計事務所の負担も軽減された。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 サービス業
部署 総務部門・人事部門・教育部門
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:MFクラウド経費

提供企業:株式会社マネーフォワード

URL:https://biz.moneyforward.com/expense