事例

東芝デジタルソリューションズ株式会社

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人員を増やさず生産性20%向上、ビートレーディングの倉庫管理システム刷新術

自社で独自開発した倉庫管理システムを活用していたビートレーディングでは、グループ会社ごとにバラバラな運用など、現場作業の非効率さが課題となっていた。それを解消するため新たに導入された、クラウド型の倉庫管理システムとは?

要約

 数多くのアパレルブランドを手掛けるビギグループの物流部門である、ビートレーディング。グループ各社が展開するブランドの洋服や雑貨を倉庫内で保管し、出荷指示に応じて店舗に配送する役割を担っている同社では、今後の流通量増大と、新たな物流センターでの稼働を見据え、老朽化した倉庫管理システムの刷新を検討することとなった。

 同社では、メーカーから個別に提供されるシステムでは不足している部分が多いため、かねて自社で独自開発した倉庫管理システムを使っていた。しかし、基幹システムと連携するサーバや専用線などはグループ会社ごとに個別に用意していたため、入荷の動き1つをとっても運用がバラバラになっていた。ハンディターミナルの共有すらできず、現場作業の効率化が大きな課題となっていたのだ。

 これを解決すべく、同社はクラウド型の倉庫管理システムを導入。バーコードスキャンの効率化やロケーション管理の徹底を可能にする同システムの効果は大きく、人員を増やさずに約20%の生産性向上を実現したほか、作業品質も大幅に向上したという。本資料では、同社の事例を基に、倉庫管理システム選定のポイントや導入効果について、詳しく紹介する。

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