コンビ株式会社
グループウェアのグローバル対応で意思決定力も向上
コンビでは、グローバル戦略対応やERPシステムとの連携を図るため、新たなグループウェアを導入。使いやすいUIで、業務効率のほか、意思決定スピードも向上した。
コンビでは、紙で処理していた申請フローをIT化するために情報系システムを導入。その後、グローバル戦略に対応するため、新たなグループウェアへ移行した。同製品は3カ国語対応やERPとの連携機能を持つ。使い慣れたインタフェースでモバイル端末から承認ができるようになり、グローバル市場での競争に重要な意思決定スピードも向上した。
課題
同社はこれまで情報系システムのワークフローを使用して、過去に紙で処理していた申請フローをIT化し、決済処理のスピードを上げていた。しかし、ワークフローの数が増え、さらに組織全体がグローバル展開へと舵を切ったことで、同システムでは国際化への対応や他製品との連携が不十分だと感じるようになった。申請から承認・決裁までのIT化は実現していたが、会計処理を行うERPシステムとの間に手動作業が発生していたのだ。
解決方法
日・英・中の3カ国語とタイムゾーンに対応していること、既存システムの使い慣れたインタフェースを利用できること、さらにERPとの連携要件をクリアしていることから、同システムを導入した。導入後は、新システムのワークフローで申請から承認、その後の仕訳までを自動化し、承認・決済されたデータをCSV形式で自動出力、ERPシステムのデータが自動的に生成される、という連携の仕組みも構築した。
効果
ワークフローとERPの自動連携効果は目に見えて大きく、紙ベースだったころに比べて業務スピードが格段に向上した。関連の人員や工数も大幅に削減できた。外出先のモバイルからアクセスできるため、承認期限が迫った申請でも遅れずに承認することができる。意思決定のスピードも上がり、グローバル市場での競争に必要な力もついた。
また、設定画面のGUIが分かりやすく、IT専門ではない人事部門が簡便に権限設定できるのも利点だ。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2015年 |
提供企業・製品
導入製品名:サイボウズ ガルーン(ワークフロー)
提供企業:サイボウズ株式会社
掲載日:2024/01/17
更新日:2024/05/30
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