カルビー株式会社
【カルビー事例】ワークフロー刷新で多様化する働き方に対応
長年利用してきた業務システムの老朽化による効率低下は、システム刷新によって大きく改善する可能性がある。カルビーにおけるシステム刷新事例をご紹介しよう。
老朽化したシステムの処理速度の低下が課題となっていたカルビーでは、システム刷新にあたり、申請時の入力ミスの改善、多様な働き方への対応、グローバル化などの課題も解決したいと考えた。しかし広範囲なビジネスを行う同社の業務は複雑で、システムに求める要件は多岐にわたっていた。同社はシステム刷新をどのように進めていったのか。
課題
カルビーでは、10年以上にわたり使用していた既存システムの処理速度の低さが課題となっていた。さらに、手入力の項目が多いため入力ミスも多く、経理部はチェック作業や差戻しに膨大な時間を割いていた。
そのほかに同社では、多様化する働き方とグローバル化への対応などの課題も抱えており、多岐にわたる複雑な業務要件に対応するシステムの構築が求められたが、文書型のデータベースが各拠点に散在し改修が困難であった。
解決方法
広範囲なビジネスを展開する自社の業務に対応するため、経費申請時に必要な基本機能の網羅性を重視して新たにワークフローソフトウェアを選定。経費精算はもちろん、そのほかのワークフローに活用できる拡張性も評価された。
システムの刷新にあたり、会社支給のモバイル端末から経費を承認できる仕組みの整備と外貨対応によるシステムのグローバル対応も実現。働き方の多様化に柔軟に対応できるシステムを構築した。
効果
ワークフローソフトウェアのリプレースにより、システムの処理速度が大幅に改善された。また申請時の入力ミスが起こりにくい仕組みを構築したことで、申請の差戻しが以前の半分にまで削減され、月末締めの作業にあたる人員も7人から5人に。さらに、モバイルから承認できるPCレス認証を可能にし、フレキシブルな働き方の推進にも寄与。工場・拠点ごとに管理していた文書型のデータベースを廃止し、シンプルな構成を実現した。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 製造業 |
部署 | 財務部門・会計部門・経理部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:MAJOR FLOW Z
掲載日:2024/04/01
更新日:2024/10/01
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