株式会社三井住友銀行
【三井住友銀行事例】クラウドワークフローで人事系申請業務改善
女性従業員の雇用推進には、育休をはじめさまざまなライフイベントのサポートが欠かせない。女性従業員を支援しつつ人事部門の負担を軽減するシステムとは。
女性も活躍できる環境構築を目指す三井住友銀行。産前産後などの休職期間に必要な各種申請を紙ベースで行っていたが、人事部門の業務量増加が課題となっていた。そこで申請・承認フローをシステム化し、自宅からでもアクセスできる体制を構築した。本事例は、多様な働き方を推進したい企業にも参考になるのではないだろうか。
事例概要
三井住友銀行では、産前産後休業や育児休業など休職中の従業員とのやりとりを、紙の書類の郵送や私用メールアドレス宛の個別連絡によって行っていた。しかし、育児・介護休業法改正後は育児休暇取得申請や育児休暇延長申請件数が急増し、人事部門の業務過多が顕著になっていた。また2020年には、社会保険関連手続における電子申請(e-Gov)が義務化された。こうした流れに対応するため、同社では人事系申請業務のシステムの整備に着手。
休職中の従業員が場所やデバイスの種類を問わずアクセスできることを必要条件としてシステムの検討を開始。また、金融機関に求められる厳しいセキュリティ要件をクリアできることも重要なポイントであった。
ワークフローのシステム化により、人事部の業務負担の大幅な軽減に成功。また、申請フローが可視化されたことにより、申請者からの問い合わせやクレームの減少にもつながった。今後はワークライフバランスのさらなる充実とともに、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた働き方の実現につなげていきたいという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 金融業・保険業 |
部署 | 総務部門・人事部門・教育部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | 2020年 |
提供企業・製品
導入製品名:MAJOR FLOW Z
掲載日:2024/04/01
更新日:2024/10/01
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