事例

パナソニック ネットソリューションズ株式会社

パナソニック ネットソリューションズ株式会社

充実の基本機能が決め手、カルビーに学ぶワークフロー刷新を成功させるポイント

カルビーでは10年以上Notes/Dominoのワークフローシステムを利用していたが、速度低下や機能の不足などから、業務にかかる負担が増大し、システムの刷新を決断。拠点ごとに存在していた10以上のデータベースを一本化した具体的な方法とは。

要約

 大手菓子メーカーのカルビー。10年以上利用していたワークフローシステムは、画面をスクロールしただけでフリーズしそうなほど処理速度の低下が発生していた上に、入力内容のチェック機能が備わっていないことで誤入力を誘発。そこで、業務にかかる負荷や時間を軽減するため、システムの移行を決断する。

 幅広い事業や多くの工場、拠点を展開する同社では、新システムの選定要件は多岐にわたり、求める機能は120項目にも達した。そこで導入したのは、それらの要件を基本機能で最も多くカバーしていたMAJOR FLOW Z。導入後、処理速度が大幅にアップしたのはもちろん、手入力箇所を減らした入力画面やフォーム作成の内製化によって徐々に申請を電子化したことで、入力ミスによる申請の差し戻しは半分にまで削減できたという。

 また、ペーパーレス化や多様な働き方への対応にも積極的に取り組み、会社支給のiPhoneによる承認も可能にした。今後は電子帳簿保存などさらなる拡張も視野に入れているという。本コンテンツでは、同社の取り組みを通じ、システム刷新を成功させるポイントや運用法を探る。

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