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日本電気株式会社

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外部侵入者対策と入居者のひとり外出対策、介護施設の課題を解消した手法とは?

介護施設では、第三者の侵入対策や入居者のひとり外出への対策が欠かせない。しかし、これらを職員が24時間体制で行うには負担が大きく、安全上の問題もある。こうした課題を解消した、社会福祉法人福音会の事例を紹介する。

要約

外部侵入者対策と入居者のひとり外出対策、介護施設の課題を解消した手法とは?

 特別養護老人ホームや軽費老人ホーム、通所介護事業所などを運営する、社会福祉法人福音会。同法人では、外部からの侵入者への対策や、入居者のひとり外出が心配される中、心地よい生活環境を提供したいという考えから、施錠で門扉を閉ざすような厳しい入退室管理を行わず、職員による24時間体制の見守りを行ってきた。

 しかし、この対策では職員への負担が大きいことに加え、開閉式ドアによる防犯を行っていたデイサービス出入り口では、ドアを開けるたびに職員が車いすから離れる必要があり、安全上の課題もあった。そこで同社は新たな対策としてインテル(R) Xeon(R) プロセッサー搭載「NeoFace顔認証システム導入セット」の導入を決意する。指紋認証なども検討されたが、車いすから手を放さずドアを開閉できる利便性を評価したという。

 この顔認証システムにより、第三者の侵入リスクを減らし、入居者の安全や家族の安心が守られるほか、「いつひとり外出を見逃してしまうか分からない」という職員の精神的ストレスが大幅に軽減されたなど、導入コストに見合うだけのさまざまな効果が得られているという。同法人の取り組みを、本資料で詳しく見ていこう。

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