バックエンドサービス活用で3種のモバイルアプリを次々に内製

フジテック

バックエンドサービス活用で3種のモバイルアプリを次々に内製

業務用モバイルアプリの開発を内製で進めようとするも、開発技術や知識が不足していたフジテック。この課題をカバーし、同社のモバイル化推進の原動力となったものとは?

  • 業務効率化
  • 製造業
  • 情報システム部門(開発系)
バックエンドサービス活用で3種のモバイルアプリを次々に内製

昇降機専業のメーカーとして2018年に70周年を迎えるフジテック。業務システム構築は特性を生かすため内製を主としていたが、新しくモバイルアプリを開発するにあたり、モバイル系の技術の不足が課題となった。同社は、モバイルアプリ開発/運用プラットフォームを活用し、学習コストを抑えつつ、短期間で必要なアプリを開発することに成功した。

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課題

 同社は昇降機事業という事業特性にフィットしたシステム構築を目指し、これまで業務システムは全て内製してきた。しかし、従来のシステムはPC利用に限られており、現場など社外で仕事している社員もシステム利用のためにオフィスに戻っているという不便さがあった。そこで新しくモバイルアプリの構築を決め、内製する方針で開発環境の導入を検討したが、いままで経験をしたことがないモバイル系の技術の習得が課題となった。

解決方法

 新しい技術を初歩的な知識の習得から始めると時間もコストもかかるため、モバイルアプリ開発/運用プラットフォームを活用することにした。同製品を使用することで、モバイルアプリからの要求を受けるサーバ側のプログラム開発は必要なくなり、簡単な設定を追加するだけで社内データベースの情報取得が可能となった。同社ではBYODを採用しているため、iOSでもAndroidでも使用できるハイブリッドアプリが開発された。

効果

 同製品はシンプルで使いやすく、学習コストが低く、すぐに画面の開発に着手できることから、開発時間の短縮を実現した。現場のニーズに合わせ、「モバイル出勤簿アプリ」「現場写真共有アプリ」「社内の内線番号検索のためのアプリ」の3種類を開発したが、1時間で開発できたものもあったという。同社は、今後も同製品を利用してシステムのモバイル化を進め、作業効率アップ、現場直行直帰による時短推進などに着手する予定だ。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 製造業
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:モバイルアプリ開発/運用プラットフォーム「AppPot」

提供企業:NCDC株式会社

URL:https://apppot.jp/