吉田プラ工業株式会社
VBAの開発から脱却、開発ツールの活用により生産性が大幅に向上
システムのパッケージソフトを導入する際、社内の要望に合わせて機能をカスタマイズするケースが多い。そうした追加開発の生産性を上げるにはどのような方法が最適なのか。
生産管理パッケージソフトを核として社内システムを運用している吉田プラ工業では、ユーザー部門からの要望に対してExcel VBAの開発で対応してきた。しかし、この方法では生産性の面で課題があった。パッケージソフトのカスタマイズなしで追加開発の生産性を高め、各システムを連携させるために、同社はどのような対応をとったのか。
事例概要
化粧品のコンパクトをはじめとして、プラスチック容器の企画・設計・製造を主力事業としている吉田プラ工業。同社の社内システムは、Visual Basicで開発された生産管理のパッケージソフトを核として稼働している。ユーザー部門から要望があった場合は、パッケージソフトを開発するのではなく、その都度Excel VBAで作成・運用していた。
しかしユーザー部門からは度々改善要望が届く上、1つ1つに対応するにはExcel VBAでの開発は生産性が低いことを懸念した同社は、新たな開発ツールを導入。これにより、システム開発において2~10倍ほどの生産性向上を実現するとともに、約2年間の内に勤怠管理・経費管理・個別原価計算・在庫管理・生産管理システムなど9つの社内システムを開発したという。
これらのシステムは全て連携されているため、CSVによる入出力といった面倒な作業からも解放された。「常に改善すること」を掲げる同社は、今後製造に関わる全てのプロセスを統一管理し、経営判断に生かせるよう工夫したいとの意向を示している。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Magic xpa Application Platform
提供企業:マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
URL:https://www.magicsoftware.com/ja/app-development-platform/xpa/
掲載日:2024/07/06
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