
吉田プラ工業株式会社
VBA開発比で生産性は2~10倍に。社内のカイゼン意識も向上
吉田プラ工業は社内システム開発の生産性を上げるために超高速開発ツールを導入。Excel VBAで開発していた頃と比べて、生産性は2~10倍ほど向上したという。

吉田プラ工業の社内システムは、生産管理のパッケージソフトを核として、ユーザーの要望に応じて機能を追加していた。しかし当時はExcel VBAによる開発だったため、生産性の低さが課題となっていた。そこで同社は超高速開発ツールを導入。2年間で9つの社内システムを開発し、生産性は以前と比べて2~10倍ほど向上したという。
課題
吉田プラ工業の社内システムは、Visual Basicで開発された生産管理のパッケージソフトを核に動いている。ユーザーから要望があった場合は生産管理システムをカスタマイズするのではなく、その都度Excel VBAで作成し、運用していた。
しかし、Excel VBAによる開発では生産性が低く、対応スピードの遅さが悩みになっていた。そこで同社は新たな開発ツールを検討し始めた。
解決方法
Excel VBAによる開発では生産性が低いと悩んでいた同社は、超高速開発ツールのトライアル期間に、ツール使用経験がない技術者に検証を依頼。技術者の高評価を受けて、ツールの採用を決めた。
もともとアジャイル型の開発手法を採用していた同社は、ツール導入から2年の間に、勤怠管理や管理会計、倉庫管理など9つの社内システムを開発した。これらのシステムはマスター共有しており、全て連携させている。
効果
ツール導入後は、AccessやVB、VBAでシステムを作成していた時と比べて2~10倍ほど生産性が向上した。システム開発スピードの向上により、ユーザーから積極的にシステム開発依頼が来るように。カイゼン意識が高まっていることが伺える。
今後は他システムの構築を進めるとともに、最終的には全プロセスの開発ツールを統一して連携を強化し、経営判断情報をリアルタイムに抽出したいと考えているという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Magic xpa Application Platform
提供企業:マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
URL:https://www.magicsoftware.com/ja/app-development-platform/xpa/
掲載日:2021/07/06
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