DevOpsの基本機能とは?
従来型の開発手法の代表としてウォーターフォール方式があるが、これは、変更要件をある程度の数、期間、工数で累積することで、比較的大きめの変更を数ヶ月~年単位に実施する方式である。一方、DevOpsで用いられることの多いアジャイル方式は、変更要件を細かく実装する方式であり、小さな変更を日に何度も実施しているサービスも実在する。このDevOpsでは次のような機能が提供されている。
●計画と測定を通じて行われる、ビジネス・ゴールに合った、ソフトウェア・ポートフォリオ決定における継続的調整
●バリュー・チェーン全体でのコラボレーティブな開発とテストを通じて行われる、アイデアの継続的イノベーション
●規制による懸案事項に対処する一方で、リリースとデプロイのプロセスを自動化し、無駄を排除することによる、イノベーションの継続的デリバリー
●ソフトウェア主導のイノベーションのモニターと最適化をするために、内部および外部のクライアントからのフィードバック・ループを使った継続的学習
DevOpsの導入メリットとは?
●人(と文化)を重視し、運用と開発チーム間のコラボレーションを改善する(アジャイルマニフェスト)
●より良い技術を利用しようという気運が生まれる。特に自動化ツールの技術は、一層のプログラマブルかつダイナミックなインフラストラクチャの利用を促進する。