事例

ギットハブ・ジャパン合同会社

ギットハブ・ジャパン合同会社

CI環境構築やソースコード管理に課題、GM子会社は開発環境をどう改善したか

自動運転ソフトの開発環境は、競争優位を左右する重要なものだ。継続的インテグレーションやソースコードの管理など開発環境に課題を抱えていたGM子会社のCruise Automationは、その改善を図るべく2つの開発ツールの導入に踏み切った。

要約

 今、世界的に自動運転車の開発が過熱している。しかし、ゼネラルモーターズ(GM)の子会社Cruise Automationは、核となるソフトウェア開発で苦戦していた。保守すべきカスタムコードの多さから継続的インテグレーション(CI)の環境構築に時間がかかり、十分な品質テストが実施できない。さらに、ソースコードのセキュアな管理にも課題があった。

 そこで同社は、複雑なビルドとテストを容易に実行できるCIツールとセキュアなソースコード管理・運用を可能にする開発ツールの導入に踏み切った。自動運転技術の開発は極めて複雑で、シミュレートにも強力なマシンパワーが求められる。新CIツールは、エンジニアの作業を迅速化し、以前よりも多くのシミュレーションを実行可能にした。おかげで開発したコードの品質に自信を持って、重要な路上テストに挑めるようになったという。

 また、2つのツールがシームレスに統合されているため、チームやプロジェクト間のコラボレーションが促進し、生産性が高まった他、新人研修の時間短縮にもつながっている。本資料では同社の開発環境が2つのツールによってどう改革されたのかを、さらに詳しく解説する。

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