佐々木学園 鶯谷中学・高等学校
教育現場に最適、文科省ガイドラインに沿ったセキュリティ環境へ
佐々木学園 鶯谷中学・高等学校では、校内ICT環境の整備とネットワーク刷新に伴い、文科省の公開したセキリュティに関するガイドラインに準拠した環境づくりに取り組んだ。
創立100年超の佐々木学園 鶯谷中学・高等学校では、校内ICT環境の整備とネットワークの刷新を決定。文部科学省が公開した「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に準拠した環境を構築するため、情報漏えい対策ソリューションを重要視した。同校は導入後の教職員のICT活用活発化をうけ、生徒1人1台活用の実現にも意欲的だ。
課題
同校では、私物PCの教育利用増加をうけ、情報漏えいなどのリスクを可能な限り排除し、教員が安心してネットワークを活用できる環境づくりを開始した。とくに文部科学省が公開した「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に準拠した環境の構築を目指していたが、従来採用していた暗号化したデータをUSBに書き出す方式では、使い勝手が悪くうまく運用できておらず、セキュリティ面の大きな見直しが必要だった。
解決方法
校務管理用、教材作成提示用、生徒利用ネットワークを分離して、再構築し、Webフィルタリングによってネットワーク上のセキュリティを強化。
さらに、校務系、教材作成系の各データに対してはファイル自動暗号化システムを、教職員用PCにはデバイス制御ソフトを導入。セキュリティUSBメモリ作成ソフトにより20本の暗号化USBメモリを作成、貸し出し形式にすることで、USB関連のセキュリティも強化された。
効果
情報漏えい対策が強化されたことで、学校として最大限の対策を図っている、と保護者に周知できる安心感が何よりも大きい。校内ICT環境の一新のためには、夏休み期間中の1週間しか作業期間がとれなかったが、シリーズ製品を選択し、事前に時間をかけて選定したため、問題なく導入ができた。セキュリティが向上したことで、校内のICT活用も活発化。同校は、この成功事例をもとに、生徒1人1台活用の環境に向けて模索を始めている
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | セキュリティ強化 |
業種 | 教育業・学習支援業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2017年 |
提供企業・製品
導入製品名:ALSI 情報漏洩対策シリーズ「InterSafe ILP」
掲載日:2021/01/08
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