茨城県農協電算センター
ユーザーの負荷なくWindows 10対応の最新セキュリティ環境へ
茨城県農協電算センターは、OSサポート終了を見越し、従来の情報漏えい防止製品の新バージョンを導入。製品連携により、マルウェア検知後の対応自動化も実現。
茨城県農協電算センターは、Windows 10対応とセキュリティ強化を目的に、情報漏えい防止製品を新しいバージョンに切り替えた。他のセキュリティ製品も連携が可能なため、ウイルスに感染したPCのネットワーク自動遮断やログの可視化を実現。情報漏えいのリスクを最小限に留めるIT環境を構築。
課題
茨城県内のJAグループのIT化をサポートする茨城県農協電算センターは、ISMS認証取得や個人情報保護のため、2006年より情報漏えい防止製品を導入し、業務用クライアントとファイルサーバ全てのファイル暗号化を実施。同社は2020年にサポートが終了するWindows 7の入れ替えと、新たに導入したマルウェア対策製品との連携によるセキュリティ強化のため、情報漏えい防止製品の新バージョンへの移行を検討した。
解決方法
Windows 10に対応した情報漏えい防止製品の新バージョンへの切り替えを検討し、検証を開始。同製品は、インストール移行支援ツールがあり、利用者自身での移行が容易であることを確認した。新バージョンではログイン操作が若干変更となったが、従来と同等の操作を確保できる運用手順を提示することで解決。さらに、マルウェア対策製品との連携機能により、マルウェア感染後の対応も強化できることも評価し移行を決めた。
効果
新バージョンは暗号化の他に、サンドボックス型セキュリティ製品との連携機能を持ち、不正通信をキャッチしたのち、自動的にPCをネットワークから遮断できる。これによりマルウェア感染拡大を最小限に抑えることができ、管理者の精神的な負担を軽減。また、統合ログ管理ツールとも連携でき、ログの可視化による管理者のセキュリティ意識向上を見込んでいる。万が一不正行為があったときも、追跡がスムーズで、抑制にもつながる。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | セキュリティ強化 |
業種 | 政府・官公庁・団体 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:暗号化/マルウェア対策/ランサムウェア対策 秘文 Data Encryption
提供企業:株式会社日立ソリューションズ
掲載日:2018/01/01
更新日:2019/02/19
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