事例

nCipher Security (Hong Kong) Limited

nCipher Security (Hong Kong) Limited

安全性と利便性を両立、暗号資産「Saifu」を支える暗号鍵管理の仕組みとは?

世界中で活発に取引されている暗号資産。その安全性と利便性を支えているのが、HSM(Hardware Security Module)による厳重な“暗号鍵管理”だ。実際の導入事例を基に、その実力を解説する。

要約

 暗号技術を用いて取引の安全性を確保し、かつ新たな発行を統制する仮想通貨である「暗号資産」。その利便性は広く知れ渡っているが、一方で管理や取引には多彩な知識が求められるため、投資に踏み切れない人も少なくない。そんな中、ユーザーの使いやすさを設計の柱に据え、特別なノウハウや専用のセキュリティがなくても快適に使える暗号資産も登場している。

 こうした暗号資産の安全性を支えているのが、HSM(Hardware Security Module)だ。暗号鍵を守る堅固な耐タンパー性を持ち、攻撃者がサーバにアクセスしたとしても、悪意のあることは何もできず、大手銀行並みのセキュリティを実現する。また、ユーザーの暗号化ウォレットを作成/管理する手間を省くなど、利便性にも配慮されている。

 本資料では、チェコ共和国で決済サービスとしてライセンスを取得したある金融プラットフォームの事例を基に、同社が活用しているHSMソリューションを紹介する。ブロックチェーンやデジタル決済といった新興技術の活用を検討する企業は、その安全性を確保し、コンプライアンスを強化する方法をぜひ確認してもらいたい。

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