レポート

nCipher Security (Hong Kong) Limited

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あらゆる脅威から機密データを保護、調査で見えた「暗号化戦略」成功への道筋

企業が保有する機密データを保護する上で、欠くことのできないものとなった「暗号化技術」。その導入と活用には、依然として幾つもの困難な課題が残されている。これらを解消し、企業の暗号化戦略を成功に導く方法とは?

要約

 企業が保有する機密データに対する“最大の脅威”とは何だろうか。多くの人が、その答えはサイバー攻撃あるいは内部不正であると考えているが、実際には、「外部のハッカー」と「悪意のある内部の人間」による脅威の合計を上回るほどの圧倒的な脅威となっているのが「従業員のミス」だという。

 これは近年、企業における情報漏えい対策として、暗号化戦略の重要性が増していることの理由の1つでもある。しかし、暗号化技術の活用は決して容易ではなく、多くの企業が「機密データの在所の把握」「暗号化技術の初期導入」「暗号化すべきデータの分類」などの課題に直面している。

 その中でも、クラウド活用などが進んだ今、特に困難な課題となるのが暗号鍵管理である。これらの課題を解消し、組織内の複数のアプリケーション/チームにサービスとしての暗号化を提供するためにはどうすべきか。本レポートでは、「2019年版世界暗号化の動向調査」を基に、暗号化戦略の要点を解説する。

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