
プリンシパルホーム
重要な個人情報を守りたい 不動産業者がとった情報漏えい対策
不動産業のプリンシパルホームでは、情報収集にインターネットを活用する一方で、ウイルス感染による情報漏えいの可能性に危機感を感じていた。同社が選んだ対策とは?

建築設計、施工、不動産仲介ビジネスを手掛けるプリンシパルホームでは、日々の業務でインターネットを頻繁に活用する中で、ブラウザ経由で感染するウイルスへの対策が課題となっていた。重要な顧客情報を守るために、同社はWebフィルタリングに着目。最適な形式のサービスを導入したことで、きちんとした情報漏えい防止体制を確立させた。
課題
業務上、さまざまな情報をインターネットサイトから頻繁に収集していた同社では、気づいたらスパイウェアに感染していた、というような危うい場面がみられるようになっていた。過去のケースでは実害なく済んだが、ブラウザ経由のウイルスや不正プログラム配布の手口は巧妙になる一方であり、大切な顧客の個人情報が漏えいすることが起きないよう、セキュリティを強化することが急務である、と各部門の担当者が感じていた。
解決方法
同社は、インターネットの利便性を残しつつ、ブラウザ経由でのウイルス感染リスクを軽減するため、URLフィルタリングに着目した。
クライアントインストール型のソフトの場合、PC1台ずつの設定が必要で管理の負担も高い。PC15台への導入の手間を考え、ルーター組み込み型のフィルタリングサービスを選択した。企業向け、学校向けなど、フィルターのデフォルトルールが選択でき、設定判断の助けとなるのも大きな利点だった。
効果
導入後、同社のインターネットアクセス環境は厳格なアクセス管理下に置かれ、顧客情報の安全が最優先された状態を保っている。
デフォルトルールをベースとして、総務用PCでは業務に必要な事務用品の通販サイトをブロックから除外する、また、閲覧用PCとして規制のない一部のPCを残すことで他PCでは規制されているサイトも必要なときには閲覧できるなど、社内ニーズに応じて設定を分け、活用している。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | セキュリティ強化 |
業種 | その他業種 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:サイトアンパイア
掲載日:2018/03/07
更新日:2018/11/27
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