
株式会社よしもとアドミニストレーション
G Suiteと連携。手間なくメールの誤送信防止や安全な保管を実現
若手芸人など所属するタレントは約800人。ファンへのメール誤送信はあってはならないことで、加えて個人メールフォルダの大容量化も大きな課題となっていた。

2012年で100周年を迎えた吉本興業は、東日本大震災を機にシステムの災害対策を根底から見直し、メールサーバを自社運用からG Suiteへ移行。同社のITを支えるよしもとアドミニストレーションの情報システム管理部では、メールの誤送信防止やデータの安全な保管を目的に、2つのソリューションを採用して、G Suiteと連携した運用を推進している。
課題
メールは、エンターテインメント事業に関係したイベントやキャンペーンの募集や案内を送るための重要な通信手段。しかし間違ったメールアドレスをToやCCに入れてしまって、他人のメールアドレスが漏えいしてしまう危険がある。また、コンテンツ制作会社ならではの特徴として、数MBの大きな動画などが添付ファイルとしてよく配信されるため、個人のメールフォルダの容量がすぐに一杯になってしまう、という課題も表面化していた。
解決方法
間違ったメールアドレスを入れてしまう「うっかりミス」による情報漏えいを未然に防ぐために、自動BCC変換機能があり、しかもG Suiteと連携して利用できるクラウド型の誤送信防止ソリューションを採用。また、個人フォルダの容量問題については、G Suiteでは一律25GBという制限が設けられるため、バックアップ機能として安全にメールを保管できるメールアーカイブサービスの採用も決定した。
効果
同製品のBCC強制変換機能によりイベントやキャンペーン時に安全なメール送信が可能に。人的ミスによる情報漏えいの心配もなくなった。
メールアーカイブは、自動的に行われるため、手間もかからない。利用期間は自由に選択でき、低コストで起用することができる。G Suiteで送受信されたメールのアーカイブからキーワード検索や配送情報の確認が可能で、ウイルスやスパム対策などのサービスも運用負荷を軽減しつつ提供している。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | BCP・DR |
業種 | サービス業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2012年 |
提供企業・製品
導入製品名:クラウド型メール誤送信対策サービス 「Active! gate SS」
提供企業:株式会社クオリティア
掲載日:2025/03/11
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