国際興業
アンチスパム・アプライアンス導入で迷惑メール遮断に効果を発揮
国際興業では、メール総数の90%以上に上った迷惑メールへの対策で、日本プルーフポイント(Proofpoint)のアンチスパムソリューションを導入、絶大な効果を上げている。
2008年当時、国際興業では、届くメールの90%以上がスパムメールで、業務に支障を来していた。その対策として、実際のメールアカウントを使用した検証を行い、検知率が高く導入コストも低かったProofpointのアプライアンス方式のアンチスパムソリューションを導入した。導入後は、スパムメールはほとんど来なくなり、セキュリティも向上した。
課題
世界的にスパムメールが社会問題化していた2008年、国際興業でもスパムが増え、業務に支障が出ていた。実際に調べてみると、1日当りに届く1万6000通程度のメールのうち、不正な宛先を持ったメールが54%、迷惑メールが38%あり、業務に関連する正規のメールは8%程度にすぎなかった。スパムは、広報部門の問い合わせ先など、公開メールアドレスに特に集中していたため、担当部門を中心に対策を望む声が上がった。
解決方法
2008年当時、スパム対策として主流だったのは、アプライアンス方式と、ネット上のサービスとして利用するASP方式の2つ。当時のASP方式は、設定が煩雑で、コストも割高だったため、早期にアプライアンス方式に絞った。機種の絞り込みを経て、3社からアプライアンスを借り、社内に設置して、実際のユーザーアカウントを使用した検知率の比較を行った結果、最も検知率が高かったProofpointのアンチスパムソリューションを採用した。
効果
検証時に実際のユーザーアカウントを使用したため導入は非常にスムーズで、スパムはほとんど来なくなった。これにより、悪意のある添付ファイルやURLをクリックすることもなくなり、メールセキュリティも向上した。ハードウェアのサポート終了に伴い、2013年にアプライアンスを入れ替えたが、今後は、標的型攻撃やランサムウェア対策として、アプライアンスと同じ技術を展開しているProofpointのクラウドの利用も検討している。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
---|---|
課題 | サイバー攻撃対策 |
業種 | その他業種 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2008年 |
提供企業・製品
導入製品名:メールセキュリティソリューション Proofpoint
提供企業:双日テックイノベーション株式会社
日本プルーフポイント
URL:https://www.nissho-ele.co.jp/product/proofpoint/index.html
掲載日:2018/03/01
更新日:2019/02/07
掲載内容は掲載日、更新日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。