株式会社竹中工務店
クラウド型メールセキュリティの採用で柔軟な働き方を推進
スマートワークを推進する竹中工務店では、iPad、iPhoneの配備に合わせてメールセキュリティの強化を実施。グループ全体のセキュリティレベルの向上を実現した。
竹中工務店では、モバイル端末の配備とメール基盤のMicrosoft 365へのリプレースを機に、クラウド型統合メールセキュリティサービスを導入し、同時にオプション機能であるサンドボックスを採用。利便性を損なうことなく、未知の脅威を検知できる仕組みを構築、グループ全体のセキュリティレベルの底上げと統一化を実現することができた。
課題
竹中工務店ではテレワーク実施のためにiPad、iPhoneの配備を進めていたが、社外からの利用には高いセキュリティが必須であり、グループ全体のセキュリティレベルの統一が急務だった。
また、モバイル端末配備に合わせてメール基盤のMicrosoft 365へのリプレースも検討、それと連携可能なメールセキュリティ対策が必要と考えた。従来メールセキュリティ対策はしていたもの、未知のマルウェアへの対策が課題となっていた。
解決方法
そこで同社ではクラウド型メールセキュリティサービスを選定・導入。選定にあたってはコストパフォーマンスやグループ各社に同じセキュリティ機能を提供できる点などを評価した。
さらに複数エンジンを利用した高度なアンチウイルスとMicrosoft 365のメールフィルタリングで検査後、サンドボックスでの振る舞い検知とコード解析でチェックした上でメールボックスに届ける仕組みを構築、セキュリティレベルの向上を実現した。
効果
メールセキュリティサービスとMicrosoft 365の併用により、利便性を担保しつつ、グループ各社のセキュリティレベルの底上げを実現。
マルウェアの検出と隔離も狙い通りの効果を上げており、従来の迷惑メールフィルターでは引っかからなかったものも検知できるようになった。セキュリティの担当者がいない規模の小さなグループ会社も含めて、スムーズに導入できた点についても評価している。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | セキュリティ強化 |
業種 | その他業種 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2016年 |
提供企業・製品
導入製品名:IIJセキュアMXサービス
提供企業:株式会社インターネットイニシアティブ
掲載日:2021/03/01
更新日:2021/03/05
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