リスクや攻撃手口から考える、モバイル脅威管理ツール選定時のチェックリスト

要約

　iPhoneやAndroidなどスマートフォンの普及により、ユーザーは必要なアプリケーションがあればすぐにインストールし、Wi-Fiネットワークを利用する際はセキュリティよりも接続性を重視するようになった。このような利用モデルの変化に対し、アプリケーションのホワイトリスト／ブラックリストの管理やネットワークパスの保護ができない、EMMによるデバイス管理は時代遅れとなりつつある。

　そうした中、アプリケーション分析、位置情報に基づく防御、散在している脅威インテリジェンスの収集、機械学習といった技術を活用した、新たなモバイル脅威管理の仕組みが登場している。能動的で予測的な脅威検知や、デバイスの継続的な可視化への転換を実現するそうしたアプローチにより、モバイルデバイスの包括的な管理および監視が、従来よりもはるかに簡素化されるという。

　本コンテンツでは、モバイルデバイスが直面するリスク、保護すべきデータ、データ窃取の手口といった現状と課題を踏まえ、いま選ぶべきモバイル脅威管理ツールの条件をチェックリスト形式で紹介する。配備プロセス、ユーザーエクスペリエンス、脅威検知や管理といった各要件において何を優先すべきなのか。自社に最適な製品を導入するためにも、その答えをぜひ確認してもらいたい。