LINE連携でトーク履歴も他チャネルのコンタクト履歴と一元管理

日研トータルソーシング

LINE連携でトーク履歴も他チャネルのコンタクト履歴と一元管理

大手人材派遣会社である日研トータルソーシングは、求職者のLINE利用増加に伴い、既存CRMをバージョンアップ。LINE対応力を一層強化したシステムの構築を目指した。

  • 業務効率化
  • サービス業
  • 情報システム部門(開発系)
LINE連携でトーク履歴も他チャネルのコンタクト履歴と一元管理

製造業を中心としたクライアント企業に向け、アウトソーシングや派遣などの事業を展開する日研トータルソーシング。スマートフォンなどの普及により、求職者が応募のために利用するツールは多様化し、特にLINEからの問い合わせや応募への対応力強化は急務だった。同社は既存CRMのバージョンアップにより、情報の一元的な管理体制を整えた。

事例資料をダウンロード

課題

 少子高齢化により、労働市場に入ってくる若い世代は減少しつつある。そのような中、同社はLINEでの問い合わせ、コミュニケーションが急務と捉え、長年利用していたCRMのパーションアップに踏み切った。また、採用管理の効率化や求職者への対応品質を担保しつつも、今後のコンタクト手段の多様化や、事業拡大に備え、拡張性の面で柔軟に対応できるシステムを構築する必要があった。

解決方法

 既存CRMにもLINEに関する簡易プランはあったが、バージョンアップと同時に、登録友達数の拡大やその他機能の拡充ができる、上位のプランへ変更した。現状案件の問い合わせ対応だけでなく、休眠している過去の応募者や求職者とのコミュニケーション強化も視野に入れた選択だった。画面構成、基本機能群など、旧バージョンの操作感を維持しつつ、チャットサポートに必要な機能を利用することで、情報の一元管理体制を構築した。

効果

 LINE活用としては、これまでオペレーターが行っていたコピー&ペースト作業が軽減され、応募者とのトーク履歴は自動で取り込まれ、他のコンタクト履歴とともに一元管理できるようになった。またAPIにより、基幹システムやMAなど他システムとの外部連携も容易になり、必要な情報のみを自動取得可能になった。最新バージョンから搭載された、直近10案件のピン止め機能など、細かな部分も業務に大いに役立っているという。

事例概要

企業規模 中堅中小企業向け(101~1000名)
課題 業務効率化
業種 サービス業
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:コールセンター向けCRMソフト inspirX 5(インスピーリファイブ)

提供企業:バーチャレクス・コンサルティング株式会社

URL:http://inspirx.jp/