最後に登壇したのは、DellEMCのプロダクトマーケティングコンサルタントビネイ・ジャヤクマール氏。新たに投入されるビジネス向けディスプレイ「Pシリーズ」についてプレゼンを行った。
「ミレニアル世代の従業員は、福利厚生よりも職場環境のハイテク化を重視する傾向にある。その際チェックするポイントの1つがディスプレイ」とジャヤクマール氏は説明する。また「ビジネスユーザーの多くが大型のディスプレイまたはサブディスプレイを欲しているが、デスク上のスペースが足りないことを悩みとして抱えている」というリサーチ会社の調査結果を示した。
そこで同社が新たに投入したディスプレイラインアップが「Pシリーズ」だ。Pシリーズの大きな特徴は3辺超薄型ベゼルを採用したところ。複数台を並べた場合でも額縁が気になりにくく生産性が向上するという。また台座も平均23%小さく設計され、本体の厚さも抑えられている。ケーブルの取り回しも容易になっているところからオフィスのデスク上での設置自由度が高くなり、机上での作業の邪魔にならない。大画面モデルでも最適な設置距離を保て(推奨設置距離は500ミリ)、快適な使用感を得られるという。ちなみにPシリーズのPはProfessionalのPである。
ビジネス向けPシリーズモニターは5製品のラインアップがある。
「P2219H」は21.5インチワイド/FHD表示、「P2319H」は23インチワイド/FHD表示、「P2419H」は23.8インチワイド/FHD表示、「P2719H」は27インチワイド/FHD表示。
各製品ともHDMI、VGA、DisplayPortといった標準的な入力インタフェースを搭載。もう1モデルの「P2419HC」は23.8インチワイド/FHD表示ながら、入力インタフェースにUSB TypeーCを採用。PCと接続すれば、映像データだけでなく音声データも送信できる。また65Wの給電も可能で、ディスプレイ側の電源ケーブルのみでPCの電源も確保でき、ケーブルで乱れがちな机上でスッキリと運用できる。各製品の外観と価格は以下の通り。詳細なスペックは各製品のWebサイトを確認してほしい。なお、P2419HCのみ2018年7月25日発売となる(Webサイトも同日より公開予定)。
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