富士通、法人向けAI PC、ワークステーションなど16機種を発表 AI処理を強化
Windows 10のサポート終了が迫り、新規調達やリプレースを検討している企業も多いだろう。今後「AI PC」が法人向けPC市場を底上げするとの予測があるが、2024年は企業ユースでもAI PCが広がる年になるのだろうか。
AI処理に適したNPU(Neural Processing Unit)とCPU、GPUを乗せた「AI PC」が生産性向上や業務効率化に寄与するとして、コンシューマーだけでなく企業も関心を寄せている。ベンダー各社もAI PCのラインアップの拡充を進めているところだ。
各モデルの違いと性能、発売時期、価格は?
富士通は、最新版「Windows 11」と AIアシスタント機能を搭載したノートPC「Fujitsu Notebook LIFEBOOK」(以下、LIFEBOOK)をはじめ、新機種の提供を2024年9月下旬から順次開始する。
発売されるのはLIFEBOOKシリーズ9機種の他、デスクトップPC「Fujitsu Desktop ESPRIMO」(以下、ESPRIMO)3機種、タブレット「Fujitsu Tablet STYLISTIC」(以下、STYLISTIC)2機種、PCワークステーション「Fujitsu Workstation CELSIUS」(以下、CELSIUS)2機種の計16機種だ。以降で、各機種の機能や特徴、発売時期、価格をみていく。
LIFEBOOKとESPRIMO、CELSIUSシリーズには「Copilot キー」が搭載され、WindowsのAIアシスタント機能「Microsoft Copilot」をキー1つで呼び出せる。指示(プロンプト)を入力するだけで、情報の検索やコンテンツの生成などさまざまな作業を実行できる。
「LIFEBOOK U9414/R」には、最新のノートPC向け「インテル Core Ultra プロセッサー」を搭載。AI専用エンジンとして搭載されたNPUを状況に応じて使い分けることで高パフォーマンスを維持しながらも、高い電力効率を実現する。
デスクトップPCのESPRIMOシリーズと、PCワークステーションCELSIUSシリーズは、第14世代の「インテル Core プロセッサー」を搭載可能。最大8個のパフォーマンスコア(P-core)と最大12個の高効率コア(E-core)を組み合わせることで、シングルコア性能とマルチコア性能を大幅に向上させる。
さらに、メインメモリにDDR5-5600、CELSIUSにはNVIDIAのGPU「RTX 2000/4000 Ada」世代の最新グラフィックスカードも搭載できる。オフィス業務やコンテンツ制作など、幅広い作業をストレスなく進められる。ビジネスの効率化と生産性向上を支援するPCだ。
なお、各モデルの税別価格と発売時期は以下の通りだ。
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