大成温調
マルチデバイス対応クラウドメールで多様な働き方をサポート
総合設備工事会社の大成温調は、社員の働き方の多様性を受け、メールシステムをオンプレミス型からクラウド型に変更。全ての端末からメールチェックができる環境が整った。
既存のグループウェアとオンプレミスのメールシステムの連携では、社員の働き方の多様性に対応できなくなっていた大成温調。「ICT・IoT 推進委員会」を設立し、全社的なタブレットやスマホ支給とともにクラウドメール環境を整えた。結果、どの端末からもWebメールが閲覧できるようになり、意識的にも物理的にもセキュリティ向上が見られた。
課題
同社では、複数部署に所属し複数PCを持つ社員や、iPhoneを持つ幹部社員、現場担当や営業担当など外出先からフューチャーフォンを使ってグループウェアにアクセスする社員など、社員の働き方とPC環境がさまざまだった。この状況に対し、既存の、グループウェアとオンプレミスのメールシステムとを連携させたシステムでは、別PCに届いたメールが閲覧できない、外出先から添付ファイルが見られないなどの大きな課題があった。
解決方法
社長を筆頭に「ICT・IoT 推進委員会」を立ち上げ、全社的なタブレットやスマホ支給を決定。それに伴い、メール環境の見直しが図られた。
同社は、ネットワークの負荷と、負荷への耐久性を一番の要件として入念に検討した末、新しいクラウドメールサービスを選定した。従来使用していたオンプレミスのメールソフトと同様の管理者画面やユーザーインタフェースを持ち、運用面で不安がないことも魅力の1つだった。
効果
iPhoneやiPad、モバイルPC、デスクトップPCの全てから同一のWebメールを利用できる環境が実現した。
また、従来のアンチスパムサービスでは、迷惑メールに振り分けられたメールを社員自身が確認できず、ホワイトリスト登録は情報システム部門の負荷になっていたが、移行後は社員が自分で迷惑メールに判定されたメールを確認でき、双方の負荷が軽減された。迷惑メールの頻度を知ることで、社員のセキュリティ意識も向上。メールの自動暗号化機能や送信予約機能も業務に大いに役立っている。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | コミュニケーション最適化 |
業種 | その他業種 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:CYBERMAIL Σ
提供企業:サイバーソリューションズ株式会社
掲載日:2018/11/12
更新日:2019/02/08
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