
ネットワンシステムズ
PCの情報収集自動化で社員の無線LAN利用申請を効率化
ネットワンシステムズでは社員からの無線LANの利用申請にインベントリツールによるPC情報収集の自動化を組み込むことで承認までの手間や工数を削減している。

ネットワンシステムズでは、社員から寄せられる無線LAN利用の申請を、以前は申請書の提出とそれに対する承認というワークフローにしていたが、記入ミスも多く対応に時間がかかっていた。申請情報収集をインベントリツールで自動化することによって、その負荷を削減できるだけでなく、PCの使用/不使用も分かるためPC管理全般にも役立っている。
課題
ネットワンシステムズでは、これまで社員が無線LANを利用するためには、社員自らがMACアドレスやホスト名など詳細なPC情報を記載した申請書を提出し、管理者がその申請書を基に認証作業を行い、セットアップし許可を出すというプロセスが必要だった。ところが、申請書に記載されたPC情報の文字列に誤りがあると、スムーズな接続認証が行われないという状況があった。ヘルプデスクはその対応に追われ業務負荷が高まっていた。
解決方法
無線LANを使用したいというリクエストは毎日10人程度いるため、同社はこの対応を効率化する必要があった。そこで考えたのがPCのインベントリ収集ツールを活用することだった。PCに同ツールをインストールしておけば認証に必要な項目をツールが自動に読み込むことができる。無線LANの利用には仮の証明書が発行されるが、その後インベントリツールで収集した情報をもとに審査し最終的な利用許可を与える仕組みとした。
効果
無線LANの接続認証に必要な情報をインベントリツールが自動で読み取るため、ヒューマンエラーを発生させることなく、接続認証手続きが行えるようになっている。また、最終の証明書が発行された後、PCが使われなくなると認証が無効化される仕組みを導入しているため、PCの使用/不使用も分かるようになっている。このためPCの資産管理全般にも大いに役立っている。今後はVDIとBYODへの対応を考えていくという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 情報サービス業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2012年 |
提供企業・製品
導入製品名:ITAM
提供企業:株式会社ギガ
※株式会社ギガはコアグループ参画企業です
URL:http://www.giga.core.co.jp/product_sales/detail01.php?eid=00011
掲載日:2019/07/01
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