レポート

オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社

オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社

分岐点に立つロボティクス、アジア太平洋地域の企業調査で見えた成功要因とは

業務の自動化と効率化に寄与するRPAとIAだが、実際に現場に浸透させるには、試行錯誤の時間を要する。この分野での立ち遅れが指摘されるアジア太平洋・オセアニア地域の市場調査を通じ、ロボティクス実装のポイントを探った。

要約

 ロボティックプロセスオートメーション(RPA)と、それを駆動させるインテリジェントオートメーション(IA)という新たなテクノロジーが登場して数年が経過した。現在では多くの組織で、それらの導入に向けたテストが実施されている段階で、ビジネス戦術的な応用に至っているケースはまだ少ない。

 その事例の1つが、オーストラリアの大手電力会社であるSynergyの取り組みだ。同社は請求処理の自動化を図ろうと、RPAを導入した。ツールだけでなく、社内チームのトレーニングも実施し、RPAの持続可能な体制を整備。結果として処理時間は40%短縮され、エラー削減率は99%にまで及んだ。

 このように成否を分ける要因は何なのだろうか。本コンテンツは、アジア太平洋・オセアニア地域を対象に、RPAとIAに関する取り組みの実態を調査したレポートだ。RPAは今まさに、コスト削減や正確性という戦術的な目的から、より戦略的な目的での活用にシフトする分岐点に立っている。同調査を基に、重要性を増すロボティクス実装のポイントを明らかにする。

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