リプレースで、インベントリ情報のほぼ全てが収集/表示可能に

倉敷市役所

リプレースで、インベントリ情報のほぼ全てが収集/表示可能に

IT資産管理製品はインベントリを収集するものの、そのデータを全て見せるインタフェースがある製品は少ない。「見せる」にこだわった同市役所が選択した製品は……?

  • 業務効率化
  • 政府・官公庁・団体
  • 情報システム部門(運用系)
リプレースで、インベントリ情報のほぼ全てが収集/表示可能に

倉敷市役所が使用していたIT資産管理製品は、最新OSに対応しないことから、リプレースを検討。新IT資産管理製品の調達方式については、一般競争入札ではなく、公募した複数の業者から企画/提案してもらい、その中から機能/構成/価格など総合的に判断するプロポーザル方式を採用。同市役所が選定のポイントとしたのは「見せる」機能だった。

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課題

 同市役所では、以前使用していたIT資産管理製品で通常のインベントリ収集とソフトウェア配布、リモートコントロールを行っていたが、その製品では当時の最新OS(Windows Vista/7)への対応が難しかった。Flash PlayerやJavaなど、バージョン管理ができないアプリケーションも存在し、クライアントのインベントリ情報の一部しか表示されなかったため、管理も不十分。IT資産管理製品のリプレースについて検討を開始した。

解決方法

 IT資産管理製品のリプレースにあたり、同市役所では、公募した複数の業者から課題解決策の提案を受けた。提案の中で最重要視したのは、従来も利用していた機能であるインベントリ収集、リモートコントロール、ソフトウェアの配布、そして収集したデータを「見せる」資産管理台帳機能だった。その中で、インベントリを収集するだけでなく、そのデータを全て見せるユーザーインタフェースを持つ「ITAM」の採用を決定した。

効果

 導入開始からおよそ2〜3カ月で、非常にスムーズに旧IT資産管理製品からの入替を行うことができた。ITAMのクエリ配布で、バージョンを統一し柔軟な管理が可能に。クライアントのインベントリ情報のほぼ全てが収集/表示できるようになった。ITAMは検索性に優れており、データを抽出して、複数の検索条件による検索を行っても時間がかからず、配布や指定された条件での端末調査などの業務が大幅に効率化されたという。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 政府・官公庁・団体
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 2010年

提供企業・製品

導入製品名:IT資産統合管理 コア ITAMソリューション

提供企業:株式会社ギガ

URL:http://www.giga.core.co.jp/product_sales/detail01.php?eid=00011