
株式会社西松屋チェーン
ソフトウェア台帳の一元管理とUSBデバイスの無断利用防止を実現
西松屋チェーンは、さまざまな課題があったIT資産管理法を見直し、新しいツールを導入。機器とソフトウェアの台帳の一元管理、USBデバイスの無断利用防止を実現した。

ベビー、子どもの暮らし用品の専門店を全国に展開する西松屋チェーン。機器やソフトウェアの管理をExcelで行っていたが、ひも付けが十分ではなく、ライセンス違反の発生リスクがあった。また、USBデバイスの制限も十分にはできていなかった。同社は管理画面がシンプルなIT資産管理ツールを導入することで、これらの課題を効率的に解決した。
課題
同社では機器やソフトウェアの管理はExcelで行っていたが、持ち出し用ノートPCなどの増加により、台帳のメンテナンスが追い付いていない状況だった。さらにどの機器にどのソフトウェアがインストールされているかといった細かいひも付けができていない状態だったため、ライセンス違反の発生リスクがあった。
また、PCへのUSB接続を管理するシステムはあったものの、使用可・不可の設定しかできず、柔軟性に乏しかった。
解決方法
行いたいIT資産管理の要件を基本機能でほぼ満たしており、使い慣れたExcel調の操作感で情報を検索できる管理画面を持つIT資産管理ツールの導入を決定。同社では一部でシンクライアント環境を採用しているが、同製品はシンクライアント環境の管理に特別なオプションを必要としなかったこともポイントであった。
効果
全国892店舗へのエージェント展開は、リモートインストールツールの活用により大きなトラブルもなく、約20日間で完了した。
アンケート機能を用いて端末使用者に必要項目を入力してもらうことで、機器情報と使用者情報を簡単にひも付けられ、機器とソフトウェアの台帳の一元管理が実現した。
同製品のデバイス利用制限機能は、シリアル番号を指定した利用制限が可能で、指定外のUSBデバイスの無断利用を防止できている。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | セキュリティ強化 |
業種 | 小売業・卸売業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2017年 |
提供企業・製品
導入製品名:System Support best1
提供企業:株式会社ディー・オー・エス
掲載日:2022/10/06
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