McAfee Total Protection for Data

暗号化、監視、デバイス制御…、オールインワンの機能を提供

McAfee Total Protection for Dataは情報漏洩対策に特化したMcAfeeのスイート製品。ディスクやフォルダの暗号化、データの監視、認証、ログ取得、リムーバブルメディア利用制限など幅広い機能を提供し、あらゆる局面においてデータを漏洩からガードする。企業が定めたポリシーに基づき、保護対象や単位を柔軟に設定できる。以下はスイートを構成する各製品だ。


●McAfee Data Loss Prevention Endpoint
PCや共有フォルダに保存されたファイルやコンテンツを監視し、機密性の高いデータや個人情報などの外部への転送を防止する。Eメールの送信やWebへの投稿、印刷、外部メディアへのコピーなど、危険性の高い操作をブロック。また、スイートに含まれる暗号化製品と連携し、重要データを自動的に暗号化することも可能。

●McAfee Device Control
USBメモリ、MP3プレーヤー、CD、DVDなどのリムーバブルメディアの接続を監視し、許可されていないメディアの利用を禁止する。使用できるメディアとできないメディア、コピーできるデータとできないデータを設定したり、特定のファイルサーバーやアプリケーションからのコピーを制限したりなど、きめ細かな管理が行える。

●McAfee Full Disk Encryption
PCのハードディスクを丸ごと暗号化し、盗難や紛失、不正アクセスによる情報漏洩を防止する。暗号化はトランスペアレントかつ瞬時に行われ、システムパフォーマンスの低下はほとんどない。OS起動前のシングルサインオン認証のみで利用できるため、ユーザの生産性を妨げないのも特長。

●McAfee Endpoint Encryption for Files and Folders
ローカルPCやファイルサーバー内の指定されたファイルやフォルダを自動的に暗号化。リムーバブルメディアへの書き込み時、Eメール送信時にも暗号化でき、外部への持ち出しデータも保護する。上述のディスク暗号化製品と同様、AES-256やRC5-1024などのアルゴリズムを用いた業界最高水準の技術でデータを保護する。