紀陽銀行
端末のシンクライアント化に対応したログ管理でセキュリティ対策
紀陽銀行では、営業店端末を中心にシンクライアント化を計画したが、ログ管理ツールが非対応だったことから、MylogStarを導入、必要なセキュリティ対策を実現できた。
紀陽銀行では、利用してきた端末が古くなったこと、OSのサポート終了が迫っていたことを背景に、営業店端末を中心にシンクライアント化を計画、Citrix XenAppを導入することになった。しかし、それまで利用してきたログ管理ツールがシンクライアントに非対応だったため、代替製品にMylogStarを採用、必要なセキュリティ対策を実現した。
課題
紀陽銀行では、利用してきた端末が古くなり、ログインに時間がかかり利用者がストレスを感じていたことや、Windows XPのサポート終了が迫っていたことなどを機に、2012年、BPRプロジェクトの一環として、営業店端末を中心にシンクライアント化を計画。Citrix XenAppが最適だと判断した。しかし、それまで利用していたログ管理ツールがシンクライアントに対応していないことが課題になった。
解決方法
新たな環境においても従来同様のログ取得ができることを求めていた同社は、シンクライアント環境でも物理環境と同様にログを取得できること、1つのデータベースで最大3万クライアントを一元管理できること、クライアントの増加に応じてデータベースを増設する必要がなく、導入・運用コストを抑えられることなどを評価して、MylogStarを採用した。タブレット端末の増加に対応できるなど拡張性があることも評価した。
効果
MylogStarを導入したことで、XenApp環境下でのセキュリティ対策、問題発生時の証跡としてのログ収集、全社のログを単一のデータベースで管理するといった目的を達成できた。また、ログを検索するスピードが向上する効果も得られた。システムの規模が大きく、導入後間もないため、ログを活用した全ての機能の利用には至っていないが、今後は、収集したログを分析して、潜在的なリスクに事前に対処できる体制を構築する予定だ。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 金融業・保険業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:クライアント操作ログ管理 「MylogStar(マイログスター)」
提供企業:株式会社ラネクシー
掲載日:2023/12/05
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