ミツカングループ
ログ分析でアプリ利用状況を棚卸し、6000万円のコストを抑制
ミツカングループでは、Officeアプリケーション買い替えの際、ユーザーのログを取得・分析し、本当に必要なライセンスのみに絞ったことで約6000万円のコストを削減できた。
ミツカングループでは、PCのOSアップグレードに伴い、Officeアプリケーションの買い替えを予定していたが、アプリケーションログ取得ソフトウェアによって、アプリケーションの使用状況を明らかにしたうえで、そのデータに基づく本当に必要なライセンス数を無駄なく購入することにした。これによって約6000万円のコスト抑制を実現している。
課題
ミツカングループでは、PCのOSアップグレードにあたり、Officeアプリケーションなども最新バージョンに買い換える必要が生じていた。しかし、使用中のライセンス数は膨大であり、現在クライアントにインストールしているアプリケーションを全て買い換えるとコストが増してしまう。中にはユーザーが一度も起動したこ伴いようなアプリケーションも含まれていると予想され、不要なライセンス購入に無駄なコストをかけないためには、ユーザーが本当に必要とするアプリケーションをしっかり把握する必要があった。
解決方法
資産管理系のツールでは社内の各PC にインストールされているアプリケーションの種類とライセンス数を把握することができるが、同社ではそれだけでは不十分と判断。不要なライセンス購入に無駄なコストをかけないために、どんなアプリケーションがPCにインストールされ、誰が、どんな頻度で、どれぐらいの時間まで利用しているかを知ることのできるツールを選定。最新OSの導入に先駆けて社内の約1600台のPCに導入した。
効果
アプリケーション操作ログを取得できる製品を導入したことで、同社は、ユーザーごとに各アプリケーションの起動回数、アクティブ時間(実使用時間)を収集・分析し、社内におけるOffice アプリケーション利用の実態を明らかにした。こうした情報に基づき購入ライセンスを精査した結果、Office全アプリケーションを全てのPC にインストールする購入方法よりも、約6000 万円ものコストを抑えることに成功している。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | コスト削減 |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:クライアント操作ログ管理 「MylogStar(マイログスター)」
提供企業:株式会社ラネクシー
掲載日:2023/12/05
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