国内約1万2000台のPCを一元管理し、セキュリティを強化

山九株式会社

国内約1万2000台のPCを一元管理し、セキュリティを強化

山九では、セキュリティ強化と内部不正抑止のため、クライアント操作ログ管理ソフトウェアを導入し、国内約1万2000台の端末のさまざまなログを収集・管理している。

  • セキュリティ強化
  • 流通業・商社
  • 情報システム部門(運用系)
国内約1万2000台のPCを一元管理し、セキュリティを強化

国内に500拠点以上を構える総合物流企業の山九では、従業員のPC操作ログの取得・管理体制の見直しを実施。クライアントの操作ログ管理ソフトウェアを導入したことで、国内約1万2000台の端末のさまざまなログを1台の管理サーバで収集・一元管理できるようになり、高い運用の利便性で、セキュリティ強化と内部不正抑止を実現できた。

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課題

 近年では、さまざまな企業や団体で大規模な情報漏えい事件が発生しており、山九でもセキュリティ対策の強化が求められた。その一環として、万が一インシデントが発生した際に、証跡を確実にたどれるような仕組みが必要だと判断。また定期的に行われるセキュリティ監査に対応できるだけの体制を整える必要があり、そのためには、これまで部門ごとにばらばらになされていたログの取得・管理を全社統一のポリシーで行うことが求められた。

解決方法

 同社では、国内で1万2000台にも上るPCの操作ログを取得できる管理製品の導入を検討。Webアクセスログを最優先したかった同社では、主要なWebブラウザに完全対応しており、社外からVPN経由でアクセスするPC操作ログも漏れなく収集できる製品を導入した。ドライブやメディアへのコピー、ファイル名の変更でも確実に追跡できる点、また直感的な操作性や1台のサーバで管理できる手軽さも、製品選定の決め手となった。

効果

 PC操作ログ製品の導入によって、社外に持ち出すモバイル端末を含め、国内の1万2000台を超えるPCの一元管理が可能になった。操作ログを確実に取得できるため、特定の対象者の操作の内容を調べることができるほか、万が一インシデントが発生しても原因の究明が容易となる。これによりセキュリティレベルが向上したものはもちろんのこと、そうした製品の導入が社内にもアナウンスされることで、内部不正の抑止にも役立っている。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 セキュリティ強化
業種 流通業・商社
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 2017年

提供企業・製品

導入製品名:クライアント操作ログ管理 「MylogStar(マイログスター)」

提供企業:株式会社ラネクシー

URL:https://www.mylogstar.net/