日本ワムネット
煩雑な特権ID管理を自動化できた最良の選択肢とは?
日本ワムネットはGigaCCのサービスや運用管理でユーザーのセキュリティ要望に応えるため、特権ID管理の運用を自動化し、強固なセキュリティ体制をどのように構築したのか?
企業向けオンラインストレージサービス「GigaCC」を手掛ける日本ワムネットでは、煩雑なパスワード/ID管理を自動化し、安心・安全なセキュリティ体制の強化を検討。複数の製品を徹底的に比較検討した結果、より強固な特権ID管理を可能にするソリューションを導入した。同社のセキュリティ体制に至るプロセスを解説する。
課題
GigaCCの運営において、サービスの機能面やバックヤードの運用管理面でもパスワード/ID管理やアクセス制御、ログ管理などを十分に運用できているのかが問われるようになった。また、管理すべきサーバの台数も増加しており、パスワード/ID管理も煩雑になっていた。そうした中、ユーザーに安心して利用してもらうために、サービス提供事業者として対策を講じなければならない状況にあった。
解決方法
運用管理の強化とともに、自社サービスが万全であることを対外的にアピールするため、特権ID管理の仕組みを導入することにした。導入に当たっては、大手なベンダーからコストに優れたソリューションまで、数多くの特権ID管理ソリューションを比較。その中で、承認に基づいた特権IDの利用と、その利用状況の点検・監査を効率的に実現するフローである特権ID管理プロセスという考え方をベースにしたソリューションの導入を決めた。
効果
誰が何をやっているのか、管理者側で全て把握できるようになった。これまで手動でやっていたパスワードの変更や緊急時の運用も自動化され、管理者の負担は軽減された。また、完全な証跡として動画機能を活用することで、ユーザーの不正利用に対する抑止力にもつながった。
事例概要
企業規模 | SOHO向け・SMB向け(100名以下) |
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課題 | セキュリティ強化 |
業種 | 情報サービス業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2017年 |
提供企業・製品
導入製品名:iDoperation
提供企業:NTTテクノクロス株式会社
掲載日:2018/11/05
更新日:2019/01/29
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