事例

日商エレクトロニクス株式会社

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HTTP/2対応やDoS攻撃対策を低コストで、カカクコムのロードバランサー導入術

大規模サービスを運営するカカクコムでは、ネットワークの安定稼働を支えるため、ロードバランサーを増強した。コストを抑えつつ、「HTTP/2への対応」と「DoS攻撃対策」という2つの課題を解決した製品とは?

要約

 「価格.com」や「食べログ」などを運営するカカクコム。同社では大規模サービスにおけるコストメリットを重視して、ネットワークインフラをオンプレミス環境で運用しているが、動作のさらなる安定化を目的にロードバランサーの増強を検討することとなった。

 そこで主な要件となったのは、ページ表示速度の向上が期待できる「HTTP/2への対応」と、セキュリティ強化のための「DoS攻撃対策」だ。その2つを満たす複数の製品を比較した結果、他製品よりもトータルコストを抑えられることに加え、SSL/TLSの処理性能にも優れていた、ある製品の採用を決めた。

 導入後は、3カ月という短期間で本格稼働を実現。安定稼働やHTTP/2対応など、期待していた効果が現れているが、その過程ではベンダーの親身な技術サポートや、検証環境における仮想アプライアンス製品の採用など、さまざまな支えや工夫があったという。本資料では、同社が選んだロードバランサーの実力を、事例を基に探っていく。

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