LTE/3Gモジュール内蔵セルラールーター 『CTL-101JC / CTL-101JE』

LTE/3G通信網を利用したM2M/IoTソリューションの実現をサポート

LTE/3Gモジュール内蔵セルラールーターは、M2M/IoT市場の様々なニーズに対応するべく、高性能通信プロセッサ及び無線モジュールが搭載された無線通信ルーター。

LTE/3Gネットワークを介しての無線データ転送機能や回線バックアップ機能を備え、有線ネットワークを介して使用することも可能。遠隔制御・監視やデータ収集をはじめとしたソリューション構築をサポートする。CTL-101JCはNTTドコモが提供する移動通信網に、CTL-101JEはソフトバンクが提供する移動通信網にそれぞれ対応している。

受託開発向けの製品をベースに開発されており、低コストながら高いパフォーマンスを発揮するシンプルな設計となっている。そのため、幅広い用途に対応が可能で、監視システムや各種施設のデータ配信システムなど、様々なシーンで利用が広がっている。

【利用分野一例】
エネルギー、工場、自動販売機、物流、交通、気候/災害、ヘルスケア、農業

【CTL-101JC / CTL-101JEの特長】
（1） RS-232Cシリアル通信をTCP/UDP通信に変換する機能
シリアル通信機能しか備えていない制御機器をTCP/UDP通信可能にし、最新のM2M/IoT環境に取り込むことが可能。

（2）有線LANポートのWAN/LAN切り替え機能
有線WANとして利用する場合、モバイルネットワークではなく、有線がWAN側になるため、光ファイバー等の高速回線を利用できる。
また、このポートをLAN側として利用する場合、2つの有線LANポートをVLAN（Virtual LAN）として利用することができる。

（3） ダイナミックDNS機能
ダイナミックDNS機能により、遠隔地からLAN内の制御機器へのアクセスが容易になる。
（※ダイナミックDNSは、ネットワーク（通信事業者）とサーバー仕様に依存）

（4）Web設定画面に日本語ユーザインターフェースの採用
海外製品に比べて簡単な設定で、すぐに利用を開始することができる。

（5）放熱性の高いアルミニウム合金をケースに採用
苛酷な周辺環境においても安定した運用が可能。