TiFRONT-セキュリティスイッチ

内部ネットワークが出発点となる攻撃のセキュリティ対策を強化

日々凶悪化するDoS/DDoS攻撃などのセキュリティ脅威は、外部からの攻撃だけでなく内部ネットワークが出発点となることがある。外部から内部ネットワークへの攻撃であれば、ファイアウォールやIPS/IDSなどで検知・遮断ができるが、内部から内部への攻撃に対してセキュリティ対策をとることは難しい。

TiFRONTは、 L2スイッチング機能にセキュリティ機能を追加したセキュリティスイッチで、クライアントPCのトラフィックを分析する。分析の結果、DoS/DDoS攻撃などの有害トラフィックを検知すると、TiFRONTは自動的に有害トラフィックの遮断を行う。ユーザは、TiFRONTを利用することで内部ネットワークのセキュリティ対策を容易に行うことができる。

●様々なセキュリティ脅威に対応
TiFRONTのセキュリティ機能は、SYN FloodingやICMP FloodingなどのDoS/DDoS攻撃だけではなく、様々なセキュリティ脅威に対応している。通信の窃取・盗聴に利用されるARP Spoofing、ウイルスの拡散などに利用されるPort Scanningも検知・遮断できる。

●統合管理ソフトウェア：TiManager
TiManagerでは、1000台以上のTiFRONTを一括して管理可能。セキュリティ機能により有害トラフィックを検知・防御すると、どのスイッチの何番ポートで発生したかを確認できる。その他、設定情報の管理、トラフィック状態のモニタリングや簡易的な設定変更もGUI上から行うことが可能。

●統合的なセキュリティ対策
TiFRONTは、基本的なL2スイッチング機能を備えているため、他のセキュリティ製品と組み合わせることも可能。例えば、不正端末排除を行うセンサ型のセキュリティ製品と組み合わせることで、“不正端末排除”＋“トラフィック分析（TiFRONT）”といった、総合的なセキュリティ対策を実施できる。